2016
10/08
土

ファミコンの「ゴルフ」はなぜ、売り上げランキングで6位になったのでしょうか?
単純な操作やルールで、正直そこまで爆発的なヒットをした理由が子供の頃の私は分かりませんでした。
「ゴルフ」ヒットの理由
今思えば、ファミコンのソフトは少年から青年向けのソフトが多かったように思います。その中で「ゴルフ」は、中年の方々に人気のスポーツでもあり、大人も「やってみよう」と思う人が多かったんだと思います。
子供もゴルフなんてやったこともないし、ファミコンゲームでゴルフができるなら、やってみたいと思った子供も多かったのでしょう。ちなみに私もその一人です。
このように子供から中高年までに、幅広く愛されたゲームだからこそ、ファミコン歴代売り上げ第6位になれたのです。
ファミコン「ゴルフ」はシンプル
ゴルフをやったことのあるかたなら誰もが知っているでしょうが、まずこのゲームで驚くシンプルポイントはBGMが、まったくない!というところです。とにかく、静かで集中できます。
操作方法も分かりやすい。クラブやパターの種類を選んで、あとは風を見てパラメーターに合わせて打つのみ!
打つときは、まずAボタンで打つパワーを決めます。メーターの左いっぱいでボタンを押すとマックスです。そして、左に行ったメーターのカーソルが戻ってきたら、メーターの白くなった部分に合わせて、もう一度Aボタンを押します。この時、メーターの白い部分から離れたとことでボタンを押してしまうと、方向などがずれて飛んでいってしまいます。
打つ方向は、後方もいれて全部で8方向のみ。その時の風の強さが鍵を握り、運も必要です。

意外と難しい
どのクラブを使ったら、どれぐらい飛距離が出せるのかよく分かりません。難しいのは飛距離を押さえたいときです。クラブの選択はもちろん、打つときのメーターの加減も、どうやったら弱く打てるのかなど感覚や経験が大事になってきます。
全部で18ホールありますが。全てをパー以上でクリアするには、かなりの運と練習が必要になってきます。
風と芝の生え方
ゴルフで重要なポイントの風の風力と方向。これも、自分が玉を打つときの方向で調節して何となくこれぐらいかなという感覚を養うことが重要です。グリーンの芝を見るのも重要で、芝の方向をよく見て打つ方向や強さを感覚で決めて打ちます。

二人プレイも可能
スタート画面で二人プレイを選択すると、二人で対戦しながらコースを回ることができます。キャラクターは分かりやすいように、1プレイヤーは白い服で2プレイヤーは赤い服でした。二人でやるのも盛り上がりましたね。

「ゴルフ」は、なかなか思うようにスコアが上がらず意外と難易度が高いところがプレイヤー達がハマった理由のひとつなのでしょう。今やってみても、シンプルなゲームですが気がつけば時間を忘れるぐらいやり込んでしまいますよ。
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