2016
12/12
月

世界的に大人気のロールプレイングゲームであるドラゴンクエストシリーズ。
このドラゴンクエストシリーズの一番はじめの作品であるファミコン「ドラゴンクエスト」とは、どのような作品だったのでしょう。
ドラゴンクエスト過去と現在
本当に「ドラゴンクエスト」第一段が誕生したことによって、今のドラゴンクエストがあるので、初期のドラゴンクエストを作った人達はすごいと尊敬しています。しかし、第一段のドラゴンクエストが発売されてから、その後のドラゴンクエストシリーズで様々な部分が改良されていき、ドラゴンクエスト1のゲームシステムが今のドラゴンクエストしか知らない人には信じられないという部分がたくさんありました。
メニューで「しらべる」「とる」
今では、ドラゴンクエストで落ちているものや宝物などを取るときはコントローラーの「しらべる」に対応したボタンをワンクリックするだけですよね。しかし、そういうシステムがなかった当時の「ドラゴンクエスト」は、メニューを開いて「しらべる」を選択すると、宝箱などを調べることができます。

しかし、この「しらべる」は本当に「しらべる」だけなのです。そこにアイテムがあっても「しらべる」ではアイテムを取ることはできないのです。
アイテムを取るのはメニューの「とる」を選択しなければなりませんでした。

今のドラゴンクエスト10や2017年に発売されると発表があった「ドラゴンクエスト11」などでは考えられないことだと思います。
ドラゴンクエスト1で階段を上がる下りる
ファミコンをやったことのない若い皆さんが、ドラゴンクエストシリーズやファイナルファンタジーシリーズなどのロールプレイングゲームをやって、お城や村、洞窟などに出てくる階段を上がったり下りたりする時って、階段のあるところの近づいて階段のアイコンに接触するだけで画面が暗くなり、階段を歩く音声が入って次のフロアにいけますよね。しかし、ドラゴンクエスト1は階段のアイコンの上まで行っても階段を上がったり下りたりすることができませんでした。


なんと、メニューを開いて「階段」を選択する必要があったのです。

本当に今のドラゴンクエストとは色々変わってますね。
現在のドラゴンクエストが、どれだけやりやすく改良されてきたのかがよく分かります。
扉の鍵について
ドラゴンクエスト1では、なんと扉を開けるためにカギを使うのですが、このカギが一度使うとなくなってしまうのです。


なぜカギがなくなるのか、今思えば謎です。
普通扉を開けるときにカギを使ってもカギが消え去ることも、砕けることもありませんよね。

しかし、何故かドラゴンクエスト1ではカギが扉を開けるたびになくなってしまうので、カギを「やくそう」の感覚で買ったり、宝箱から見つけなければならなかったのです。

また、扉を開けるためにも、メニューを開いて「とびら」を選択しなければなりませんでした。
ドラゴンクエスト1の歩き方と話し方
これは有名ですが、ファミコンのドラゴンクエスト1だけ歩くときに主人公が真正面しか向かないのです。ドラゴンクエスト2以降は右に歩いたり左に歩いたり北の方向に歩くと、その進行方向に体を向けますよね。
ファミコンドラゴンクエスト1はカニ歩きみたいになってしまうのです。

主人公がどこに移動しても正面しか向いていないからか分かりませんが、人と話すときにこれまた今のドラゴンクエストシリーズでは考えられないコマンドを入力しなければなりませんでした。

メニューから「はなす」を選択したあとで、東西南北の選択画面が出てくるので、話したい人がいる方角を選択してやっと話すことができます。

ドラゴンクエストの進化
ドラゴンクエストシリーズはグラフィックや音楽などが、初代のドラゴンクエストに比べてものすごく進化していますが、それ以外にもゲームのシステムが進化してとてもやりやすくなっていったということが分かります。ゲーム制作者って本当にすごいですね。
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